ふんふんと自転車に乗って適当に走っていると、様子のおかしいカフェを見つけました。ちなみに、カフェ巡りと言うのが適当に趣味をあしらうときの決まり文句になってます。

カフェの名前は大漁。看板にはふぐと言う字が彫られてます。カフェの看板が出てるのですが。

くぐりにくい料亭の引き戸を進むと、こんどは蛙2体がお出迎え。こんどは石にしっかりといけす料理と彫られています。カフェ感ゼロ。
ここまで来ても引き返せますが、勇気を出して扉を開くと


かなり、立派ないけすを囲むテーブルに座るとカフェメニューを出されました。店内にはジャズが流れてたりします。
マスター、というか大将は元気な接客態度を押し殺してカフェっぽい接客出迎えてくれましたが、動作のひとつひとつに元気が溢れ出してて「よいしょ!」って小声で言ってました。


あまりにも様子がおかしいので大将にカフェについて聞いたところ、花見の時期に大福の店を出してた時に、カフェやったら?って言われて石の上にもなんたらということで週2日間(金土)だけ、昼カフェを営業してるようでした。
夜は予約のお客様オンリーで、ふぐを提供させていただいてます。と、とても丁寧に説明をしてくれました。
大福はコース料理の最後にお出しするとも言っていました。はじめから聞いてたらコース料理を食べた妄想をして大福を食べれたのに。。ちなみに、夜のコースはだいたい30000円〜みたい(Google検索で調べました)
小泉総理やオバマまで訪れたことのあるかなり由緒あるふぐ料亭で、パンケーキとアイスコーヒーを食べるなんてなかなかないと思います。
しかも、パンケーキもすごい美味しかったです。「ふぐ」と書いてあるTシャツをきた大将が繊細にパンケーキを「よいしょ!」と小声で言いながらひっくり返す様ま見どころです。
次来たときはシャインマスカット大福を注文したいと思いました。